ISBN:4105393014 単行本 青木薫 新潮社 2000/01 ¥2,415

音楽関係のBlogを立ち上げて思うこと。「ハチミツとクローバー」の主題歌何曲あるねん!

初めてのまじめなブックレビューなので、軽く緊張しています。なぜこの段階で書こうかと思ったのかというと、先ほど読書感想文を原稿用紙5枚ぎりぎりまで詰めて書き終わったからです。4枚半で軽く終わらせようと思ってましたが、無理でした。

これはアンドリュー・ワイルズが、数学史上最高クラスの難問にどう立ち向かったのかを描くドキュメントのようですが、その中身はものすごく濃いです。タイトルのとおり、ピュタゴラスが「数学」を生み出してから、あらゆる数学事象に触れ、それらすべてがフェルマーの最終定理の証明につながっていきます。ものすごく広い範囲を語っているので、最初はちんぷんかんぷんかも知れませんが、分かりやすく噛み砕いて説明してくれるので、文系の人でも読めると思います。

個人的には素数が無限にあるというのを証明したのがすごかった。あんなにスマートに出来るものなのか、と。

ヒューマンドラマも書かれているのでそういうのが好きな人にもいいかもしれません。数学者が日常どんなことをしているのかも分かります。とにかく、お勧めです。

追記:Webpageに「日塔奈美」のページを追加しました。普通少女解析、楽しんでください。

The music that I listened to for a good sleep last night:
"MONKEY MAGIC"−ORANGE RANGE from"ロコローション"
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