ISBN:4575658006 文庫 横溝正史 双葉社 ¥489

初めて文庫本の推理小説のレビューを書きます。読んだのは角川文庫のですが、画像が無かったのでこっちで。

まずちょっと読んで思ったのは、不気味さが違う。初期金田一孫でも及ばない、三本指の怪人。迫力が違います。

ここから超ネタバレ。まだ読んでいない&これから読みたい方は飛ばしてください。「日本初の密室」と呼ばれていますが、偶然が絡み、犯人が密室の中にいるのでは密室とは呼べないような。それでもそれを密室に見せてしまうのはやはりすごい。3本指の男の使い方とか。設定が最後までぜんぜん壊れない。

と、初横溝だったのですが、楽しめました。挿絵が無いのでちょっとのめり込めなかったですが……。同時収録の「車井戸はなぜ軋る」「黒猫亭事件」は心が折れました(笑)疲れるので。暇だったら今晩読むのですが、生憎オリコンのデータを集計しないといけないので。

The music that I listened to for a good sleep last night:
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衝撃グルメ編 【爆笑画像No.12&19】
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