【MTG】 脳内デッキ晒し Vol.23『Project Y』
2008年2月4日 MTG《目覚ましヒバリ/Reveillark》。こいつを見て、君はどう思ったかな。
多分、「ブリンク復権ktkrwwwww」だとか「《熟考漂い/Mulldrifter》2体釣って4ドローうめえwwwww」だとか「《誘惑蒔き/Sower of Temptation》と《造物の学者、ヴェンセール/Venser， Shaper Savant》で相手の場崩壊wwwww」だとか「《セラ天》涙目wwwww」だとか思ったに違いない。
だがちょっと待ってくれ。そいつは本当に、君がやりたいことなのかい？否、断じて違う！確かに4枚引ける上に飛行クリーチャーが増えたら素敵だろう。だが相手はそんなことしてる間にも、無粋な《思考の粉砕/Mind Shatter》やら《不敬の命令/Profane Command》やらで、君の命を狙ってるんだぞ？のろまな《亀の甲の変わり身/Turtleshell Changeling》じゃあないんだ、もっとスマートに行こうぜ。
じゃあどうすればいいかだって？簡単だ。ゲームに勝てるくらいのことをすればいい。6マナも払ったんだ、バチは当たらないだろう。
いい加減前書きを書くのも疲れてきたな。残念ながら俺はサンドウィッチを食べながら文章を書くのに慣れてないんだ。最後の一切れを押し込む間に、Wisdom Guildにちょっぴり重労働してもらうことにしよう。
オッケー、まずは落ち着こう。冷静さはいつだって、僕達がいい選択肢を選ぶのをちょっとだけ手助けしてくれるんだ。あれはいつのゲームだったかな、、俺は青単デッキを使っていて、相手はエルフデッキを使っていたんだ。俺はトップデッキをした《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》を手鳴りでプレイした。だが、こいつは間違いだった。相手の場には《エルフの潰し屋/Elvish Scrapper》がいたんだ。俺は自分の不注意さを呪ったね。だけども俺は落ち着いて、場と手札を確認したんだ。そしていいカードを見つけた。《残響する真実/Echoing Truth》だ。俺はこいつを《潰し屋》の能力にスタックしてプレイして、《枷》を救うことに成功したんだ。結局このゲームは俺にとってはいいゲームとなった。対戦相手にとってどうだったかは知らないけどね。
おっと、だいぶ話が逸れちまったな。コンボ自体はシンプルさ。まず《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》を場に出す。そして《目覚ましヒバリ/Reveillark》を想起する。墓地に落ちるのにスタックして《サッフィー》を生け贄に捧げて、《ヒバリ》を場に戻す。と同時に《ヒバリ》の能力で《サッフィー》と《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk》を場に戻す。2回目は簡単だ。《鞘虫》で《ヒバリ》を食べ、《サッフィー》を生け贄に捧げ、今度は《ヒバリ》の能力で《サッフィー》と《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》を回収。あとはこれを繰り返して、《ノーム》の養分で無限にライフが増えるって寸法だ。
このコンボのいいところとしては、まず無限ループなところ。次に、無限ループなところ、最後に、無限ループなところ。いつだって「無限」なんて言葉は男の子の好奇心を駆り立てるもんだ。無限ダメージ。素敵な響きだ。無限マナ。最高だろ？ポルノグラフィティは“Mugen”なんてイカした曲を歌ってる。「無限」ってのは最高の賞賛の言葉なんだ。この理屈で行くと「無限漢和辞典」やら「無限和式便所」やら「無限片山さつき」なんてのも格好良く見れてしまうから困っちゃうね。
また話が脱線しちまったな。どうした、今日の運転手は酒を飲みながら運転でもしているのか？まあいいさ。このコンボ自体は、《鞘虫》を《煮えたぎる燃駆者/Seething Pathblazer》に、《暗心スリヴァー/Darkheart Sliver》を《モグの狂信者/Mogg Fanatic》に入れ替えることで、黒を赤に変更することもできる。だがこのパターンは、《狂信者》以外には利点がないように思えるね。せいぜい《ブライトハースの旗騎士/Brighthearth Banneret》が入るくらいかな。でもまあこのデッキはそんなにエレメンタルに依存してるわけじゃあないから、今回は候補からは外れてもらうことにした。
また、《サッフィー》を《影武者/Body Double》に取っ替えることで、青でも組むことができる。こっちはドローサポートとかを入れることで、コンボの完成度が高まるだろう。いつだって青は、俺たちにトレビアンなコンボデッキを届けてくれた。まあ中には「MoMa」とか「メグリムジャー」みたいな、さっさと家に帰ってパイレーツオブカリビアンでも見たくなるようなのもあったけどね。
そんな中、なぜ俺がこの白黒緑というカラーパターンを選んだかって言うと、モーニングタイドの期待の新人《つぶやき林/Murmuring Bosk》のためだ。こいつと《極楽鳥/Birds of Paradise》による、重厚、且つ、濃厚なマナベース。誰だって、コンボが決まる前に事故を起こしてエルフやらマーフォークやらキスキンやらに殴り殺されるのは避けたいだろう。
このコンボの特徴として、手札破壊やクリーチャー除去では妨害しにくい点だ。《サッフィー》が死んだ？なら《ヒバリ》で釣ってしまえばいい。《ヒバリ》が手札から叩き落された？《宿命のネクロマンサー/Doomed Necromancer》で叩き起こしてやればいい。《ネクロマンサー》も墓地にある？じゃあ《無残な収穫/Grim Harvest》の出番だ。何もない？仕方ない、次のターンのドローを待つことにしよう。
けど、墓地掃除だけは苦手だね。今のスタンダードには《根絶/Extirpate》《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》とかの、●ASRACみたいな邪魔者があふれてる。こればかりは仕方ない。対戦相手がそいつらを引かないように、神様か池●大作様に祈るしか手はないね。
もし、君の幸運の天使が《賛美されし天使/Exalted Angel》くらいの傑物なら、ゲーム開始後4ターンくらいで、対戦相手に投了のお誘いをしているだろう。《絶望の天使/Angel of Despair》？まあなんとかゲームには勝てるだろうね。《霧衣の究極体/Mistform Ultimus》だって？論外だね、出直したほうがいい。
さあ、これは一つのアイディアに過ぎない。赤を入れたって青を入れたってデッキは組めるんだ。諸君のデッキ構築力に期待しよう。
良い週末を。
Yuta Amazumi
訳：天澄幽蛇
♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪
訳者注：ネタをネタとして見抜けない（以下省略）。あと、1枚挿しされた《鏡の精体/Mirror Entity》は、週末トーナメントで青白ブリンクが勝ちまくってるのを見て急遽日和って追加されたものと思われる。《鞘虫》と《精体》のスロット割りは逆だろとも思うが、まあ僕はただの翻訳者なので、あまりこの件について深く突っ込むのは避けておこう。
てか青白擬似《激動/Upheaval》型のほうが絶対強（強 制 終 了）
多分、「ブリンク復権ktkrwwwww」だとか「《熟考漂い/Mulldrifter》2体釣って4ドローうめえwwwww」だとか「《誘惑蒔き/Sower of Temptation》と《造物の学者、ヴェンセール/Venser， Shaper Savant》で相手の場崩壊wwwww」だとか「《セラ天》涙目wwwww」だとか思ったに違いない。
だがちょっと待ってくれ。そいつは本当に、君がやりたいことなのかい？否、断じて違う！確かに4枚引ける上に飛行クリーチャーが増えたら素敵だろう。だが相手はそんなことしてる間にも、無粋な《思考の粉砕/Mind Shatter》やら《不敬の命令/Profane Command》やらで、君の命を狙ってるんだぞ？のろまな《亀の甲の変わり身/Turtleshell Changeling》じゃあないんだ、もっとスマートに行こうぜ。
じゃあどうすればいいかだって？簡単だ。ゲームに勝てるくらいのことをすればいい。6マナも払ったんだ、バチは当たらないだろう。
いい加減前書きを書くのも疲れてきたな。残念ながら俺はサンドウィッチを食べながら文章を書くのに慣れてないんだ。最後の一切れを押し込む間に、Wisdom Guildにちょっぴり重労働してもらうことにしよう。
クリーチャー:31
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》
4《暗心スリヴァー/Darkheart Sliver》
1《宿命のネクロマンサー/Doomed Necromancer》
1《包囲の搭、ドラン/Doran， the Siege Tower》
1《鏡の精体/Mirror Entity》
4《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk》
4《目覚ましヒバリ/Reveillark》
4《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》
4《叫び大口/Shriekmaw》
スペル:6
2《無残な収穫/Grim Harvest》
4《名も無き転置/Nameless Inversion》
土地:23
4《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
2《宝石鉱山/Gemstone Mine》
2《光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
4《つぶやき林/Murmuring Bosk》
2《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
1《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
2《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
2《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
オッケー、まずは落ち着こう。冷静さはいつだって、僕達がいい選択肢を選ぶのをちょっとだけ手助けしてくれるんだ。あれはいつのゲームだったかな、、俺は青単デッキを使っていて、相手はエルフデッキを使っていたんだ。俺はトップデッキをした《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》を手鳴りでプレイした。だが、こいつは間違いだった。相手の場には《エルフの潰し屋/Elvish Scrapper》がいたんだ。俺は自分の不注意さを呪ったね。だけども俺は落ち着いて、場と手札を確認したんだ。そしていいカードを見つけた。《残響する真実/Echoing Truth》だ。俺はこいつを《潰し屋》の能力にスタックしてプレイして、《枷》を救うことに成功したんだ。結局このゲームは俺にとってはいいゲームとなった。対戦相手にとってどうだったかは知らないけどね。
おっと、だいぶ話が逸れちまったな。コンボ自体はシンプルさ。まず《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》を場に出す。そして《目覚ましヒバリ/Reveillark》を想起する。墓地に落ちるのにスタックして《サッフィー》を生け贄に捧げて、《ヒバリ》を場に戻す。と同時に《ヒバリ》の能力で《サッフィー》と《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk》を場に戻す。2回目は簡単だ。《鞘虫》で《ヒバリ》を食べ、《サッフィー》を生け贄に捧げ、今度は《ヒバリ》の能力で《サッフィー》と《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》を回収。あとはこれを繰り返して、《ノーム》の養分で無限にライフが増えるって寸法だ。
このコンボのいいところとしては、まず無限ループなところ。次に、無限ループなところ、最後に、無限ループなところ。いつだって「無限」なんて言葉は男の子の好奇心を駆り立てるもんだ。無限ダメージ。素敵な響きだ。無限マナ。最高だろ？ポルノグラフィティは“Mugen”なんてイカした曲を歌ってる。「無限」ってのは最高の賞賛の言葉なんだ。この理屈で行くと「無限漢和辞典」やら「無限和式便所」やら「無限片山さつき」なんてのも格好良く見れてしまうから困っちゃうね。
また話が脱線しちまったな。どうした、今日の運転手は酒を飲みながら運転でもしているのか？まあいいさ。このコンボ自体は、《鞘虫》を《煮えたぎる燃駆者/Seething Pathblazer》に、《暗心スリヴァー/Darkheart Sliver》を《モグの狂信者/Mogg Fanatic》に入れ替えることで、黒を赤に変更することもできる。だがこのパターンは、《狂信者》以外には利点がないように思えるね。せいぜい《ブライトハースの旗騎士/Brighthearth Banneret》が入るくらいかな。でもまあこのデッキはそんなにエレメンタルに依存してるわけじゃあないから、今回は候補からは外れてもらうことにした。
また、《サッフィー》を《影武者/Body Double》に取っ替えることで、青でも組むことができる。こっちはドローサポートとかを入れることで、コンボの完成度が高まるだろう。いつだって青は、俺たちにトレビアンなコンボデッキを届けてくれた。まあ中には「MoMa」とか「メグリムジャー」みたいな、さっさと家に帰ってパイレーツオブカリビアンでも見たくなるようなのもあったけどね。
そんな中、なぜ俺がこの白黒緑というカラーパターンを選んだかって言うと、モーニングタイドの期待の新人《つぶやき林/Murmuring Bosk》のためだ。こいつと《極楽鳥/Birds of Paradise》による、重厚、且つ、濃厚なマナベース。誰だって、コンボが決まる前に事故を起こしてエルフやらマーフォークやらキスキンやらに殴り殺されるのは避けたいだろう。
このコンボの特徴として、手札破壊やクリーチャー除去では妨害しにくい点だ。《サッフィー》が死んだ？なら《ヒバリ》で釣ってしまえばいい。《ヒバリ》が手札から叩き落された？《宿命のネクロマンサー/Doomed Necromancer》で叩き起こしてやればいい。《ネクロマンサー》も墓地にある？じゃあ《無残な収穫/Grim Harvest》の出番だ。何もない？仕方ない、次のターンのドローを待つことにしよう。
けど、墓地掃除だけは苦手だね。今のスタンダードには《根絶/Extirpate》《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》とかの、●ASRACみたいな邪魔者があふれてる。こればかりは仕方ない。対戦相手がそいつらを引かないように、神様か池●大作様に祈るしか手はないね。
もし、君の幸運の天使が《賛美されし天使/Exalted Angel》くらいの傑物なら、ゲーム開始後4ターンくらいで、対戦相手に投了のお誘いをしているだろう。《絶望の天使/Angel of Despair》？まあなんとかゲームには勝てるだろうね。《霧衣の究極体/Mistform Ultimus》だって？論外だね、出直したほうがいい。
さあ、これは一つのアイディアに過ぎない。赤を入れたって青を入れたってデッキは組めるんだ。諸君のデッキ構築力に期待しよう。
良い週末を。
Yuta Amazumi
訳：天澄幽蛇
♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪
訳者注：ネタをネタとして見抜けない（以下省略）。あと、1枚挿しされた《鏡の精体/Mirror Entity》は、週末トーナメントで青白ブリンクが勝ちまくってるのを見て急遽日和って追加されたものと思われる。《鞘虫》と《精体》のスロット割りは逆だろとも思うが、まあ僕はただの翻訳者なので、あまりこの件について深く突っ込むのは避けておこう。
てか青白擬似《激動/Upheaval》型のほうが絶対強（強 制 終 了）
コメント