ISBN:4044292027 文庫 いとう のいぢ 角川書店 2003/09 ¥540

受験も終わったので(まだ終わってねえよ)、今まで我慢していたものを大量に購入。したのは一昨日もお伝えしたとおりだが、一番買いたかったのはこれ、「涼宮ハルヒ」シリーズ。漫画も読んでたし、もちろんアニメも見てたけど、小説版だけはなかなか手が出なかった。アニメならきっかり25分で終わるし、漫画なら1冊15分のペースで読むことだって出来る。でも、文字オンリーをその程度の時間で読みきるのは不可能だ。残念なことに俺は読書好きの文学少年を気取ることを中三でやめてしまっているので殊更大変だった。高校に入って読んだ文庫本なんてのはこれを含めても右手の指だけで収まる数しかないし、その「本陣殺人事件」だっておまけの短編は読まずに図書室に返してしまった。しかし、いろいろな表現方法を知っていて損したという報告は今まで聞いたこともないので、おそらく得になるのだろうと低レベルな推察をして、この度購入したわけだ。

これまで俺は文章力とは語彙力、表現力のことだと思ってたわけだ。それはあながち間違ってるとも言えなかったが、正解に近かったとも言えない。結局のところ、文章力なんてものは言語上の概念でしかなくて、それを形で表すことは不可能だった。どれだけ読者を引き込めるか、続きを読ませたいと思わせれるか。どれだけ自分で描いた三次元の空間を二次元に移しこむか。そう考えると、ラノベだろうが絵本だろうが芥川賞受賞作だろうが、出来の差は無いんだろうな、と、新たな見識を広めるに至った。

話がだいぶ逸れたな。とりあえず「憂鬱」「溜息」「退屈」の三冊を購入。アニメ、漫画で(俺の中の時系列上では)まだ描かれていない、「退屈」をご紹介。これを読むとアニメの文化祭の映画「朝比奈ミクルの冒険 エピソード00」のわけわかめな部分は全部消えるんだね。アニメや漫画と違って、SOS団の3人の、若干裏のある黒さ、人間味も感じれた。どんなに眠くなっても、まだ続きを読みたいと思わされる、スピード感のある語り。やっぱ読書もやってみるべきだね。

明日髪を切りに行くついでに続きを買うかも。何冊買うか賭ける?俺は「残り六冊全部」に500円。

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今日は豪華二本立て。某企画に則ってうるう年の2月29日、普段行わない余分なことをしてみよう。ところでうるう年の動詞形って「うるう」?「うるうる」?これを確認しておかないと、うるわないかうるうらないとか、うるえないかうるうれないか、うるえかうるうれか分からないからね。さて問題。今俺は「う」を何回言っただろう?

で、余分な感じで俺の最近のギター状況でも。前期試験終了と共に弦を張りなおしたわけだけど、ギターってこんなに難しい楽器だったっけ?FからCに移るだけでも一苦労なんだけど。某所で約束した「国公立大学に前期で合格したら三月九日に“3月9日”を弾き語りで発表する」という自分でしてしまったアホみたいな約束のために必死で勘を取り戻そうかと、多くのギタープレイヤーが通ってきた道「寝ているときと風呂に入っているとき意外はギターを弾く」を実践してやろうかとも考えたけんだけど、秒で中指が故障して挫折。今日ようやく剥けてた皮が硬くなってきたところ。こんなんで間に合うのか?

前期受かってる保障はねーだろっていうツッコミは禁止。

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